笑気麻酔×前歯抜髄(体験談)
フィステル発生
歯科の定期検診にてフィステル(内歯瘻)があるよと言われました。
診断されるまでフィステルを知らず、単に歯茎が荒れているという認識でしたが、なんと歯の神経がとっくに死んで膿んでいるとのこと。
確かに去年に異常に前歯が知覚過敏であった。それが死んでいる過程だったらしい。
とにもかくにも早く抜髄して膿んでいる部分をとって消毒して周りの歯に影響が出ないようにしなければならないとのことだったので、とてもとても嫌だったけど、抜髄することになった。
笑気麻酔
以前奥歯を誤診で抜髄された時に(許せない)、神経をツンツンする工程がトラウマになってしまった。そして、こういう治療の時、体の中心軸に近いほど痛く感じるらしい。つまり奥歯より前歯の方が痛く感じるらしい。
だから、前歯を抜髄するとなった時、なんとかして痛みや恐怖から逃れる方法がないかと検索しまくり、全身麻酔、静脈内鎮静法や笑気麻酔というものがあることを知った。
全身麻酔は抜髄だとさすがにやりすぎ(というか希望してもできないと思う)、静脈内鎮静法は可能性があったけど、自由診療で高すぎ。ということで、保険適用の笑気麻酔を希望することにした。
笑気麻酔なし×前歯抜髄
笑気麻酔ができる歯科医院を探し、診察椅子に座って治療開始。しかし笑気麻酔が壊れてしまったということで、なんと笑気麻酔なしで治療開始。
結論からいうと、治療は痛くはなかった。私の前歯の神経は完全に死んでしまっているようで、局所麻酔もなしで行われたにも関わらず、本当に痛くなかった。しかし痛くないというのは結果論で、治療中はいつ痛くなるかわからない恐怖が拭えず、歯科医院を出た時には太もも裏が汗で滲んでいた。
笑気麻酔×前歯抜髄
抜髄というのは3〜4回、期間をあけて神経を抜く処置をして、その後神経を抜いた空洞に薬を詰める。初回治療の1週間後、2回目の神経を抜く処置では無事に笑気麻酔の機械が直っていた。
おかげさまで笑気麻酔ありで治療を開始。人工呼吸器の鼻だけ版みたいな器具をつけて体感10分くらい鼻呼吸。だんだん手足の先が軽く痺れてきた。心なしか頭がぼやっとした頃に神経をゴシゴシ抜かれた。
恐怖心が完全にないかと言われると普通にあるけど、確かになんとなくこわくなかった。前回は力みまくってたが、力を抜いて治療に望めた。その証拠に歯科医院を出た時、太ももの裏はサラサラだった。
笑気麻酔の価格
笑気麻酔の価格は正直わからないけど、2回目の抜髄の治療費は810円でした。
これからも笑気麻酔を希望していきたい。
秋の山梨に行きました。
先週の土日、秋の山梨に行ってきました。
大学時代のサークルの先輩が企画してくれた1泊2日の旅行でした。富士山と紅葉の組み合わせで撮影しよう、夜に晴れたら星も撮ろうという趣旨の企画で、旅行不足だった私は一二もなく参加表明しました。
当日は朝から快晴で人生初富士山は空が晴れきっていて全体がよく見えて「これが日本一…」などと大きさにびっくりしたりもできました。がしかし、上手に撮れなかった、富士山を撮るのって難しいですね。目に焼き付けたので大丈夫ですが!
夜も良く晴れて、夕飯をかき込むように食べた後、たくさん星空を撮影しました。林道なんかでは大型の野生動物の足音に怯えてさっさと退散したことも何回かありますが、それも含めて山梨、大自然!、となりました。とても思い出深いです。
さて、最近は写真を不自然なくらい横長のサイズにすることがブームです。今回の旅行の写真もそのように切り抜いてまとめました。
共通する印象をまとめたい、1枚1枚の写真はそんなに強くない、たくさんの写真をまとめて見てほしいなどの条件が揃うなら、横長でまとめるのも結構いいのではないかと思っています。
もうしばらく横長ブーム続きそうだなあ。
タマゴサンド作った話
タマゴサンドが食べたくなった
賞味期限間近の卵が2つ、特段使う予定もないままに、冷蔵庫にあった。何か作らないとな〜とぼんやり考えて、とりあえず茹でた。その間に冷蔵庫を眺めた。またもや賞味期限間近のマヨネーズが見つかった。
ここで、タマゴサラダが作れるな、と思い、茹で上がった卵を剥き、適当に切ってマヨネーズであえた。からしや胡椒、醤油で味付けして、一口味見をしたところで、
あ、タマゴサンドが食べたいなと思った。
タマゴサンドを作る
パンは家になかったので、タマゴサラダは一旦冷蔵庫にしまい、近所のスーパーに買いに行った。8枚切りの食パンがちょうど安くなっていたし、それを買った。
タマゴサンドを作るのは簡単だ。2枚の食パンにマヨネーズを塗って(面倒なら塗らなくてもいい)、それでタマゴサラダを挟んで切ったら完成。
過程
1.タマゴサラダをのせる
2.タマゴサラダをひろげる
3.タマゴサラダを挟む
4.サンドイッチを切る
5.できた
タマゴサンドを食べる
そんなこんなでできたタマゴサンド。合計4つできたうち、2つはラップに包んで冷蔵庫にいれて、妹に食べてもいいよとLINEする。
そして本当は少しおいてなじませた方が美味しいと知っていたけども、そのままかぶりつく。結構そのままでも美味しいな、と思ったところで、出かける用事があったのを思い出して、急いで食べた。
最低限社会的な化粧
化粧*1をするのは、マナーであり身だしなみであるということを、就職活動を始めるか否かという時期に改めて聞いた。改めてというのは、(大人)社会に出る上で化粧をしなければならないことは少しだけ知っていて、だからこそ私は大学3年生の時に始めた接客バイトでは化粧をするようにしていた。化粧に対しての気持ちはそれくらいだった。
しかしながら改めて「マナー」なんていう強い言葉*2で化粧することを求められると、それはそれでひどく緊張したのをよく覚えている。
そんな心持ちで、就活時期は就活メイク講座で習ったがままに化粧していたが、いざ実際社会に出て、毎日そんな気張った化粧*3をしていられるはずもなく、今はだんだん、「最低限社会的な化粧」を目指すようになってきた。
ところで、「最低限社会的な化粧」とは、どんな化粧なのだろうか。
きちんとした線引きを持っていないと、いつかノーメイクで出社してしまいそうなので、自分なりに考えてみることにした。
最低限の条件
化粧について色々探すとかためな文章も出てくるが、そういうものを特段踏まえることなく、私の中の基準で条件を出そうと思う。
さて、そんなことで洗い出した最低限の条件は「世間から浮かないこと」、これだけだった。多少不美人のままでもいい。とにかく私は、今まで世間から浮かないこと、マナーの中にいられることを目的に化粧を考えようと思う。あと化粧品を選ぶ基準には、なんだかんだ自分が使いやすい、とかも入っている。
あと、世間から浮かないことを条件にしているので、以前流行っていた「限界メイク*4」のようなことはしない。これは流石に最低限以下ってことで。
最低限必要な工程
雑誌の時短メイクを見る限り、ベース、アイブロウ、アイシャドウ、リップ、チークが最低限という雰囲気を感じたのでこれを最低限のラインとします。雑誌とは私にとって常識が書いてあるものなので、信頼していく。
ベース
ベースメイクがなんだかんだ1番差が出る工程だと思う。人によってはしない派という人もいる。しかし、しない派になるには肌が特別綺麗でなくては最低限を満たせていないので、私はしなければならない。
1番差が出ると書いたのは、ベースメイクはゴールまでの道のりが複数あるためだ。正直あまりわかっていないが、化粧下地、ファンデーションを(多分)基本にし、コンシーラーやおしろいをつけたりつけなかったりする。また、BBクリームやCCクリームなどのオールインワン系もあるため、最低限を見極める時にはとても難儀する。ファンデーションも一口にしてしまえばそれだけだが、形状や塗り方が複数あるので分岐が増える。
私は顔をスポンジで擦るのが苦手で、かつブラシが濡れる?ような状態があまり好きでないので*5、パウダーファンデーションしか使っていない。顔をスポンジで擦るのが平気な人はオールインワン系が入ってくるので選択肢が増えるが、パウダーファンデーションなら一択しかなかったので、難儀するとかいたわりには思考が直線になった。ファンデーションの前には下地が絶対必要だと思っているので、それはする。
アイブロウ
アイブロウについては、人によってはしない人もいるが、私はあんまり眉毛の状態がよくない*6ので、必須。
正直眉毛には色がのってくれていればいいと思っていたが、ペンシルもチップ型パウダーも合わず、今はパレットのパウダーアイブロウを使っている。
アイシャドウ
アイシャドウは1番化粧している感がでる部分だと思う。会社の人で、ファンデーションすらしていない人さえ、アイシャドウはしていると言っていた。その人の最低限メイクはアイシャドウのみ、なのだ。私はそこが最低限だとは思わないが、それくらいアイシャドウが化粧についての必須工程とわかる。
これまた私は色が乗っていれば良いと考えていたが、色々使ってみると、差というのがわかってくる。単色で良いと考えていた時期もあるが、グラデーションの難易度が高く、結果的に複数の色をチャチャっと公式が指示する通りに塗る方がそれっぽいということになった。
リップ
これは私が小学生が1番憧れる化粧品ランキングNo1だと勝手に思っている化粧工程だ。多分何かの女児向け戦闘アニメの変身シーンでキーアイテムになっていたからだと思う。
まあそんなことはどうでも良いが、これも単に口紅というには種類が異常に多い。また、何のどの色を選ぶかで顔の印象がかなり変わるような気がするので考えるのが異常に難しい。とりあえず色付きリップクリームは最低限以下だと考えているが、他は順序すら正直よくわかっていない。
今は落ちにくいという理由でティント系の口紅を使っているが、とりあえず楽で満足なのでこれが最低限ということにする。
チーク
昔はしなくてもいいと思っていた工程だが、現在は最低限工程となった。チークをするとなぜか化粧している感がでるというか、しないと顔が死んでいる感じになってしまう。とにかく化粧をしているアピールとしても必要な工程なのでする。
これも何種類か形状があるが、粉が一番何も考えずに使える。クリームチークを使っていたこともあるが、クリームチークをぽんぽんする工程は地味に面倒で、技術のせいか つけすぎるリスクが妙に高いのでパウダー派になった。普通ですね。
余談
工程とは別ベクトルだが、最低限から格上げしたいときに、使う化粧品の値段をあげる、というのがもっとも手っ取り早いと感じる。
パウダーファンデーションは合わないと考えて、多少嫌々ながらリキッドファンデーションを使っていたが、節目にちょっと贅沢して、販売員さんに相談しながら買ったパウダーファンデーションは私にとって1番相性のいいものとなった。
相性云々を抜きにしても、多少値段がいいものの方がいいという結論に行き着くことができるはずなので、化粧品で行き詰まった時は値段をあげてみるということを忘れない方がいい。
まとめ
社会人として世間から浮かないために、化粧をすることは必要だが、正直面倒だ。そこで世間から浮くことを防ぐために、「最低限社会的な化粧」を考えた。
私が考える最低限社会的な化粧の工程は
下地→パウダーファンデーション→パウダーアイブロウ→多色アイシャドウ→ティント系口紅→パウダーチーク
というものだ。
結び
最低限と言いつつ最初に化粧を始めたころよりは結構化粧工程が増えた。来年は工程がもっと増えているかもしれないが、これより下がっていることはないようにしたい。
大学生のプリント整理
(この記事は以前他のブログを書いていた時の記事を修正したものです。)
私が大学生だった時のプリント類の整理方法です。
大学3年生のはじめ、それまで2年間、1年前期1年後期2年前期2年後期と4回テイストを変えながらプリント、ノート類の整理について模索していました。その4回で自分に合いそうな方法はあらかた試したと思うので、まとめました。
私のプリント事情について
まず、授業で配られるプリントについて。大学の性質もあるかと思いますが、教科書よりは先生の配るプリントを用いて授業を受けることが多く、そのためプリントの枚数が半端じゃありませんでした。
そのため、全教科一括でペラいクリアファイルに入れちゃうのは不可能だと感じました*1。
曜日によってコマ数のばらつきが多かったため、曜日ごとに、つまり5つファイルを用意する*2のは不経済であると思えたし、また5つもファイルがあると、ファイル自身の重さや厚さで試験期間はカバンがパンパンになってしまいます。
まあ計画的に勉強すれば5つもファイルを持つようなことはなかったと思うのですが、私はあまり計画的な人間でないので、試験勉強であってもそのときに気が向いた科目以外はしたくなかったのです。
そんな背景を踏まえつつ、以下の3点を満たすように考えました。
- 忘れ物、取り違え防止のため管理するファイル数を減らしたい。
- 毎日のことなのでファイリングを簡単にしたい。
- 最悪、いっぺんに全部カバンに入れられる。
試した方法
- リング式2穴ファイルを使う。
- 40ポケットクリアファイルを使う。
- 蛇腹ファイルを使う。
- ルーズリーフバインダーを使う。
ちなみにノートはすべてルーズリーフでした。また私はどの方法でも2冊に収まっていました。また、2冊なら当時使っていたカンケンバッグにはすべて入りました。
1冊の科目数としては、それぞれ5科目1冊くらいの割合で用意していました。忘れっぽかったので、多少科目数が5にならなくとも、「月火水」「木金」と分けていました。そうすることで、目に見えて忘れ物が減ったような気がします。
試した方法詳細。
1.リング式2穴ファイル
ファイルを教科ごとに仕切り、プリントを穴あけパンチで開けて収納。2穴なのでルーズリーフももちろん入る。A3というバカでかいサイズのプリントも折れば問題なしでよかった。
メリット:プリントがすべて独立しているので、探しやすいこと。
デメリット:とにかく穴をあけるのがめんどくさい。あと、穴から破けてくるので、補強シールを貼らなければならないこと。
2. 40ポケットクリアファイル
100均とかで売っているポケットファイルにぶち込んでいく際、時間がたつとなんの科目かわからなくなることがあるため、とりあえずもらったプリントの頭に教科名を書く。ここから先はフィーリングで、プリントが多そうな科目少なそうな科目を見極め、ファイリングする。1つのポケットに10枚くらいプリントが入っていても気にせずに入れる。ルーズリーフもガンガン突っ込んでいく感じなので、面倒という気持ちはあまりおこらない。意外と2年生以降になると各先生のプリント量などつかめてくるので割とちゃんとできます。
メリット:持ち運びが軽いこと。ファイリングの手間がかからないこと。それについては本当に楽だった。
デメリット:フィーリング任せなので、細かくやりたいときは合わなくてイライラする。とにかく時系列はぐちゃぐちゃになりやすい。あと、紙を入れすぎるとふとした瞬間に全部出てくるのはきつかった*3。
3. 蛇腹ファイル
蛇腹ファイルというか、仕切りファイルというか。100均でも売っています。下の画像のようなものです。
http://lohaco.jp/product/9023768/
一区切りごとにインデックスが付いていることがほとんどなので、そこに科目名を書きます。ついてなかったらインデックスシールを貼ります。あとは、ノートもプリントも科目ごとに入れていくだけです。手前か奥のどちらから入れるか決めておくと時系列もずれません。
メリット:持ち運びしやすいことがとてもよかった。この4つの中では持ち運びやすさ重視ならNo.1だと思います。手前からほいほい放り込むだけなので、管理は楽だし、慣れれば時系列もずれにくい。
デメリット:ただ放り込んでいるだけなので、枚数が多いと欲しいページを探すのに時間がかかります。あと、100均以外だと、13ポケットなどとめちゃくちゃポケット数が多いので、もったいない感じがするけど、13ポケットフル活用すると重さで辛くなるジレンマ。とは言え100均だと、期末ごろにはファイルの底が破れたりします。全て使い方だとは思います。
4. ルーズリーフバインダー
バインダーに、ルーズリーフ用のファイルと仕切りを追加。ノートは普通にファイリングし、プリントはルーズリーフ用のファイルに入れて、科目ごとに分けられた仕切りにはさむようにして管理。いわゆる普通の使い方です。
メリット:探しやすい、整理しやすい、移動も楽。
デメリット:1枚1枚ファイルに入れて管理する手間でした。見やすくするためには、面倒くささがつきものなので、ある程度仕方ないとは言える。
大学3年生の私が選んだ方法
以上、大学2年のうちに試したプリント整理方法でした。
大学3年次には私は新しいファイリングに挑戦せず、「3」つまり、蛇腹ファイルを使用して管理していました。
一長一短ある中で、なぜそうしたかというと、時系列もそろいやすく、ファイリングも楽な蛇腹ファイルを使っていた時が1番良かったなという確かな実感がありました。初期投資だけすれば、後々買い足すものがないのもストレスがたまりません。13ポケットの半分くらいしか使っていないのも気にならないタイプだったので、100均出ない蛇腹ファイルを購入しました。
また、余った部分には試験対策の時に作ったノートを放り込めば概ねちょうどよくなるので、13ポケットある方がいいくらいでした。
結び
使い勝手や重視する部分はは人によって違うと思いますが、当時の自分の感じたことをしっかり書いたつもりです。他にも、私には合わないと思い、試していない方法もあるので、思いつくだけ書いておきます。参考になれば幸いです。
- 1科目ごとに1クリアファイルをあてがう。
- 1科目ごとにペーパーファスナーを使う。
- 1枚ずつスキャンしてデジタル管理。
自分の興味のないことは覚えていないものです。あまり参考にならないかもしれませんが、一応書いておきました。
食べられるものってなんだろうって考えました
そういえば、私が自分で獲った生き物を食べたくて猟師になりたい時があった。1人でするより2人以上でする方が心強いのでそれを友人たちに持ちかけた。
そうすると、「自分で殺せない」「獲ったものは食べてみたい」なんてことを言われることが大半で、まああとは「山に入るのが面倒」とかだった。まあ、獲ったものは食べたいというのは、社交辞令というか、断り文句みたいなものなような気もするが、それでも彼女の口から出た言葉ではあった。(ちなみに、この中にベジタリアン的な人はいない)
中には興味を示した人もいたような気がするが、いたとしてもごく少数だったし、私が今の状況だと猟師にはなれないと理解した後だったので、結局誰かと一緒に何かしたということはなかった。
殺せない?食べられる?
さて、ふと猟師云々から離れて考えたときに、自分で殺せない、獲ったものは食べてみたい、とは、私にとっては結構なかなか口に出すのがはばかられるフレーズだなと思った。
それというのは、自分が普段食べている肉を誰かが屠殺していることを理解した上で、自分ではできないと言っていることと同じに感じたからだ。
何かを殺して食べていることは理解しているのに自分が殺すことはできないって、なんだか嫌なことを誰かに押し付けているようだと思う。(普段食べている肉に関しては、屠殺業者に間接的にでもお金を払っているので、押し付けているまではいえないとも思う。)
自分で鹿を撃てないという人たちでも生きた魚を調理することができる人は多いんじゃないだろうか。魚が無理でも、エビは、貝は、ホヤは*1と、落としていった時に多くの人はいつか調理できるものがあるはずだ。
私が殺せるもの、殺せないもの
じゃあ、その境界線はなんだろう。これは人それぞれだと思うので、私の境界線を考えた。
私が調理できるもの
- 植物全般
- きのこ
- スーパーで売られている肉(誰かが殺して加工した生き物)
- 魚介類
- カエルとか
私が調理できないもの
- 人間
- 飼っていたいぬ*2
私が調理できるかわからないもの
- 鶏
- 鹿
- 牛
- 豚
全く網羅できないが、ざっくりこんな感じでしょう。多くの人と多少の差はあれど概ね被っているのではないかと思う。多分この3項目の中で重要なのは、「調理できるかわからないもの」だ。
調理できるかわからない、の正体
なぜ、調理、というか、屠殺・捕殺することができないかもしれないと思ってしまうんだろう。
屠殺・捕殺できないと断言しないのは、確実に私がこれまでに食べてきたからだ。できないと言ってしまうと、筋が通らないように感じる*3し、多分、私はその場になれば、きちんとした配慮を学んだ上で、できる、と思う。
ただ、鶏や鹿や牛や豚が、いつ飼っていたいぬと同じ立場になるかもわからない*4。飼っていたいぬは、ララちゃんだ。ララちゃんが、牛だったら?私は私の学んだ限りの苦痛を伴わない方法でも、ララちゃんを調理できるだろうか。
人間はともかく*5、いぬのララちゃんと牛のララちゃんの違いは、多分ない。私が牛のララちゃんを飼っていたとしたら、調理できないものに入れたと思う。(ちなみに、私は飼っていない犬は頑張れば調理できると思う)
牛のララちゃんと他の牛の間には、私との過去や未来がある。私は人間やララちゃんに私との過去や未来を見てしまい、食べることができない。ララちゃんが明日も明後日も来年もそこにいる未来、それを自分で断ち切ることが悲しくてできない。
私はララちゃんになるかもしれない生き物を、調理できると断言できないんだと思う。これが、調理できるかわからない、の正体だと思う。
終わり
最後ちょっと尻切れとんぼだけど、とりあえずおしまい。
また何かあったら追記とか修正とかする。
生理的に無理、の意味
生理的に無理、ってなんだ
生理的に無理、小学生の時にはよく聞いた言葉だけど、
最近心の中で、久々に呟いた。
せっかくだし調べたり考えたりしてみた
せっかく大人になって多少は物を考えられるようになったので考えてみる。
フレーズとしてなんとなく意味はわかるけど、具体的に生理的に無理、とはなんだろう。
私は言葉の意味がわからない時、とりあえず辞書を引くことが多い。
とりあえず今回もそうしてみた。
せいり‐てき【生理的】
[形動]
1 からだの機能や組織に関するさま。「生理的 な現象」
2 理屈ではなく本能的であるさま。「生理的 に嫌悪する」
2の例文がそのまんま「生理的に無理」と意味がほぼ一緒でした。
また、ざっくり調べて色々読んだ結果、辞書的な意味ではなく、大衆的な意味だと、
「生理的に無理」は
「それを不潔に感じる(この程度は人による感じ、体液系が多い)」、
「自己評価が周囲の評価と比べ高すぎる故の行動が不快に感じる」、
くらいな感じに取れました。
多少辞書の意味とはずれてきているような気がしました。
不潔云々は割と本能的だと思いましたが、本能とは何か?を考えるのは今はやめます。
まとめ
理屈ではなく本能的に無理、なんてせっかく理性を持って生まれたのに私という人間は悲しいことだなって思いました。まあでも理性だけで生きているとは思えないので、これはいいことにしました。
また、しばらく生きてきて人を苦手に感じたり嫌いになったりしてしまうのは仕方がないけど、その時には「人」を嫌うのではなくその人の「行動」を嫌おうと思うようになっているので今回も生理的に無理、な行動を洗い出すことにしました。
(多分素直に不潔系(主に体液系)だと思います。)
できる限り人間には博愛主義、行動はまあほどほどにと思ってこれからも頑張ろうと思います。