日常以外(もしくは日常)

勉強したこととか考えたことを書きます。なるほどを求めているので。

山形の郷土料理、「だし」風の野菜だれ

 夏野菜のはし切れが色々と溜まってきていたので、多少香味野菜をちょい足ししつつ、山形県の郷土料理、「だし」を目指して作ってみました。

 

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「だし」とは 

 「だし」って何かのサイトで見たことがあって、紛らわしい名前の食べ物だなーって思っていました。夏野菜を細かく切って味付けしたもの、くらいの認識だったのですが、せっかくなのでちょろっと調べてから作りました。

作り方

よく冷やした野菜を、五ミリ大に荒くみじん切りにし混ぜ合わせ、醤油うま味調味料などで味付けする。味を馴染ませるため数時間から一晩ほど寝かせる場合もある。主に茄子胡瓜などの夏野菜と、少量の紫蘇茗荷生姜などの香味野菜を用いる。もっとも、身近な野菜であれば食材を選ばず、人参ピーマンなどの冷蔵庫の残り野菜を何でも使うことができる。茹でたオクラ昆布、納豆昆布、めかぶを使って、粘り気を出すこともある。各家庭によって、それぞれに異なった味付けがあるのも特徴。

 だし (郷土料理) - Wikipedia

  家庭的な、まあ概ね形と味付けが当たっていればいい系の料理だと勝手に判断し(失礼)、今回は家にある野菜と、大葉、ミョウガ、粘り系野菜などを適当に取り合わせました。

 

「だし」を作る

 実際食べたことはないし、タイトルに「風」とつけたので、ここら辺は許してほしい。でも自画自賛だけど美味しくできたので記事にしました。

 1. 野菜を切る。

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 いろいろ野菜を準備して、

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 粗みじんにする。とろろこんぶとかもいれてみる。

2. 味つけとかをする

 瓜系の野菜は塩もみした方が美味しいらしいが、私は割愛した。

 味付けとしては酒、みりんをそれぞれ30mlくらいを適当に煮切り、粗熱をとって野菜に加えた後、白だし、和風顆粒だし、醤油とかを適当に味を見ながら入れる。分量とかは好み以上のことは言えないと思うけれども、私は旨味の強い味が好きなのでそうした。

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3. 冷蔵庫で冷やし、味の薄い食品にかける

 白ご飯にかけるのが一般的らしいけれども、冷奴とかもありらしい。麺類にも合うらしいので、そうめんにかけて食べました。

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 美味しかった。

 

 コメント

 「だし」に入れる野菜は夏野菜ならなんでもいいと思う。けれども今回はミョウガ、なす、大葉、長芋、オクラ、トマト というとり合わせにした。多少夏野菜とも言えないものが入っていてもそれなりに馴染んで美味しかった。あと最初はなすを生のままみじん切りにして食べるということに抵抗があったけど、食べてしまえば全く美味しかった。

 強いて言えば香味野菜とオクラ長芋をいれないとこの美味しさにはならないと思えたので、次回以降はそこらへんは冷蔵庫になくても買い足した方がQOL上がるだろう、と思う。

 夏の休日の定番にしてもいいと思えるほど、ハマりそうな雰囲気を持つ、魅力的な食べ物でした。いつか本物というか、きちんと「だし」を知っている人が作った「だし」を食べてみたいと思いました。